【宝塚】月組『ホフマン物語』 [宝塚・舞台の話・月組]
つい先日、スカイステージで放送された作品です。
2008年1月13日収録、バウホール公演の千秋楽です。
この作品は役替りが4パターンあったらしく、これはいわゆるBパターン。
この1週間後から青樹さん主演で別パターンが上演されたようです。
恥ずかしながら、この作品のことは原作も、上演されたことも知りませんでした。
私は新人公演の場合は、本役さんが誰か知りたいので予習してから見ますが、
それ以外は最初の1回は全く予習せずに見るのが割と好きです。
で、今回は、録画もしつつ、リアルタイムで1回見ちゃおうと思ったのですが…。
ちょっと忘れてて出遅れちゃった…気づいた時には30分以上たってましたが、
とりあえず見始めたら…???全然わからない!
まずヒロインがわからない。美人ですごく歌がうまいけど、誰?
月組のヒロインでこんな人いたっけ?組替した人かな…?
しかもそのヒロインはすぐ死んじゃって、話はオムニバス形式みたい…全くわからない!
というわけでリアルタイムで見るのは諦めて、予習してから再挑戦しました(>_<)
で、予習したら…あのヒロイン(1話のヒロインのアントニア)は青葉みちるさんだったことが判明!
脇の女役さんのイメージが強かったので、すごく意外!
ヒロインも似合う人だったんですね、やっぱりいろんな人にチャンスをあげるのって大事!
この公演で退団しちゃってたんですね、残念。
さて、『ホフマン物語』って、超有名なオペラだったんですね。全然知らなかった
実際にはどう分けられてるのかわからないけど、
便宜上、プロローグ(酒場)、1話(アントニアとの話)、2話(オランピアの話)、
3話(ジュリエッタの話)、エピローグ(酒場)と括ります。
主演が当時まだ研5の明日海さん、新公主演もまだだったのにすごいですね。
まあ~なんと可愛らしいこと!今よりちょっとふっくらしてるかな?
ホフマンって何歳の設定なんだろう、少年にしか見えませんねえ。
プロローグとエピローグは昔の恋愛を語る詩人にはちょっと見えないけど、
1~3話の若い頃の一直線ぶりは良く似合ってます。
歌もうまいけど、今と比べるとまだまだ新人!って感じで微笑ましい~♪
悪魔役の青樹さん、かっこいい!どう見てもトート閣下!
特に3話のダイヤモンドを持って歌い踊る場面が素敵!
正直、青樹さんのほうが目立ってて主役っぽい。
青樹さんって顔がなんかかわいくて人のよさがにじみ出てるので、
エリザベート新公のトートってどうだったんだろう?と思ってましたが、
これを見れば似合ってたんだろうな~。歌もうまいし。
ああー、エリザ新公が見たくなってきた。確か龍さんがルドルフだったんだよなあ…見たい…。
この悪魔の似合いっぷりもいいけど、
多分青樹さんの本質に近いであろう青樹さんホフマンも見たいなあ。
で、一番のヒロイン格が夢咲ねねちゃん。
青樹さん主演のDパターンは全3話のヒロインを1人3役でやったらしいですね、すごい。
今回は3話の娼婦のジュリエッタ。宝石ギラギラの姿の似合うこと!
青樹さんと2人でゴンドラに乗ってる時の妖しい美しさといったら、もう。
歌はあまり得意な人ではないのかと思っていたら、すごいソプラノでちゃんと歌いきった!
2話のヒロインのオランピアが美鳳あやさん。
実は人形なんだけど、素晴らしいダンスで人形らしさが良く出てます。歌もうまい!
とてもかわいいけど、正直ドレスがいまいち似合ってなかったような…色なのか形なのか。
本当は大人っぽいドレスの方が似合う人なんだろうな、Cパターンのジュリエッタが見てみたい。
で、Cパターンのオランピアがまだ研1の花陽みらちゃんだったんですね、すごい大抜擢!
1人で4役やってた星条さん、一番の見所は3話の決闘相手ですね。
いやー貴族コスチュームの似合うこと似合うこと!かっこよすぎ!
明日海さんと決闘で向かい合ったら、明らかに一回り以上体格がいいんですけど…。
どう見ても明日海さんが瞬殺されそうなところですが、悪魔の手助けにより星条さんが負けちゃった。
青樹さんバージョンでは星条さんが悪魔役だったとか、うーんそれも見たい。
未沙さんも1人で4役。
お父さんとか人形の博士とか、基本的に優しいおじさんの役。
歌も歌ってて、若手出演者ばかりの中で、さりげないながらもさすがの存在感。
ホフマンを見守るミューズ役が美鳳さんの2役で、このドレスはばっちり似合ってる!
で、このミューズが人間に姿を変えたらしい親友役が宇月さん!
この時まだ研4なんですけど、すでに今とあんまり変わりませんね。
ホフマンに忠告しても全然聞いてもらえないんだけど、ずっとついて見守ってて、
その視線が温かくて優しくて素敵~。
エピローグにはなんと階段を降りながらソロで歌ってますよ、上手~!
この役、青樹さん版では明日海さんらしいし、いい役ですよね。
3話の決闘直後、舞台の向かって右端で素晴らしいソロを歌った人がいるのですが…。
アップで映らないし、字幕も出ないから誰だかわからない!
前の場面で同じ衣装を着てたのが煌月さん、鳳月さん、瑞羽さん、華蘭ちゃん、五十鈴さん。
おそらく五十鈴さんかと思うのですが。
五十鈴さんはプロローグの酒場の店員役でもちょっと美声を響かせてました。
プロローグでは研2の煌月さんと研1の輝城さんに目立つソロがあって、2人とも上手。
特に輝城さん、素晴らしい!台詞もしっかりしてる。
鳳月さん、この時まだ研2なんですがやっぱり大人っぽくてかっこいい。
確か中卒ですよねえ…まだ10代か…?なんだ、あの迫力。
アントニアの母の萌花さん、素晴らしい歌でした。
ダンスの人だと思ってたら、歌もこんなにうまいのね。綺麗だし。
悪魔の手下?の影法師Sの2人、流輝さんと麗百愛さんが素晴らしいダンス!
うん、予習してから見たら面白かったです。
さすが名作オペラ、曲がどれも素晴らしかった。
役替りと1人で何役もが多くて、演じる皆さんは大変だったでしょうけど、
みんな華やかによく演じて踊って歌ってました。下級生が多いのに素晴らしい!
今回も、あら下手だな、と思う人が1人もいませんでした。
役替りの別バージョンも見たいなあ。
最後の挨拶のカーテンコールで泣いちゃった明日海さん、かわいいなあ。
頭をナデナデしてあげたくなっちゃいますねえ。
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2008年1月13日収録、バウホール公演の千秋楽です。
この作品は役替りが4パターンあったらしく、これはいわゆるBパターン。
この1週間後から青樹さん主演で別パターンが上演されたようです。
恥ずかしながら、この作品のことは原作も、上演されたことも知りませんでした。
私は新人公演の場合は、本役さんが誰か知りたいので予習してから見ますが、
それ以外は最初の1回は全く予習せずに見るのが割と好きです。
で、今回は、録画もしつつ、リアルタイムで1回見ちゃおうと思ったのですが…。
ちょっと忘れてて出遅れちゃった…気づいた時には30分以上たってましたが、
とりあえず見始めたら…???全然わからない!
まずヒロインがわからない。美人ですごく歌がうまいけど、誰?
月組のヒロインでこんな人いたっけ?組替した人かな…?
しかもそのヒロインはすぐ死んじゃって、話はオムニバス形式みたい…全くわからない!
というわけでリアルタイムで見るのは諦めて、予習してから再挑戦しました(>_<)
で、予習したら…あのヒロイン(1話のヒロインのアントニア)は青葉みちるさんだったことが判明!
脇の女役さんのイメージが強かったので、すごく意外!
ヒロインも似合う人だったんですね、やっぱりいろんな人にチャンスをあげるのって大事!
この公演で退団しちゃってたんですね、残念。
さて、『ホフマン物語』って、超有名なオペラだったんですね。全然知らなかった
実際にはどう分けられてるのかわからないけど、
便宜上、プロローグ(酒場)、1話(アントニアとの話)、2話(オランピアの話)、
3話(ジュリエッタの話)、エピローグ(酒場)と括ります。
主演が当時まだ研5の明日海さん、新公主演もまだだったのにすごいですね。
まあ~なんと可愛らしいこと!今よりちょっとふっくらしてるかな?
ホフマンって何歳の設定なんだろう、少年にしか見えませんねえ。
プロローグとエピローグは昔の恋愛を語る詩人にはちょっと見えないけど、
1~3話の若い頃の一直線ぶりは良く似合ってます。
歌もうまいけど、今と比べるとまだまだ新人!って感じで微笑ましい~♪
悪魔役の青樹さん、かっこいい!どう見てもトート閣下!
特に3話のダイヤモンドを持って歌い踊る場面が素敵!
正直、青樹さんのほうが目立ってて主役っぽい。
青樹さんって顔がなんかかわいくて人のよさがにじみ出てるので、
エリザベート新公のトートってどうだったんだろう?と思ってましたが、
これを見れば似合ってたんだろうな~。歌もうまいし。
ああー、エリザ新公が見たくなってきた。確か龍さんがルドルフだったんだよなあ…見たい…。
この悪魔の似合いっぷりもいいけど、
多分青樹さんの本質に近いであろう青樹さんホフマンも見たいなあ。
で、一番のヒロイン格が夢咲ねねちゃん。
青樹さん主演のDパターンは全3話のヒロインを1人3役でやったらしいですね、すごい。
今回は3話の娼婦のジュリエッタ。宝石ギラギラの姿の似合うこと!
青樹さんと2人でゴンドラに乗ってる時の妖しい美しさといったら、もう。
歌はあまり得意な人ではないのかと思っていたら、すごいソプラノでちゃんと歌いきった!
2話のヒロインのオランピアが美鳳あやさん。
実は人形なんだけど、素晴らしいダンスで人形らしさが良く出てます。歌もうまい!
とてもかわいいけど、正直ドレスがいまいち似合ってなかったような…色なのか形なのか。
本当は大人っぽいドレスの方が似合う人なんだろうな、Cパターンのジュリエッタが見てみたい。
で、Cパターンのオランピアがまだ研1の花陽みらちゃんだったんですね、すごい大抜擢!
1人で4役やってた星条さん、一番の見所は3話の決闘相手ですね。
いやー貴族コスチュームの似合うこと似合うこと!かっこよすぎ!
明日海さんと決闘で向かい合ったら、明らかに一回り以上体格がいいんですけど…。
どう見ても明日海さんが瞬殺されそうなところですが、悪魔の手助けにより星条さんが負けちゃった。
青樹さんバージョンでは星条さんが悪魔役だったとか、うーんそれも見たい。
未沙さんも1人で4役。
お父さんとか人形の博士とか、基本的に優しいおじさんの役。
歌も歌ってて、若手出演者ばかりの中で、さりげないながらもさすがの存在感。
ホフマンを見守るミューズ役が美鳳さんの2役で、このドレスはばっちり似合ってる!
で、このミューズが人間に姿を変えたらしい親友役が宇月さん!
この時まだ研4なんですけど、すでに今とあんまり変わりませんね。
ホフマンに忠告しても全然聞いてもらえないんだけど、ずっとついて見守ってて、
その視線が温かくて優しくて素敵~。
エピローグにはなんと階段を降りながらソロで歌ってますよ、上手~!
この役、青樹さん版では明日海さんらしいし、いい役ですよね。
3話の決闘直後、舞台の向かって右端で素晴らしいソロを歌った人がいるのですが…。
アップで映らないし、字幕も出ないから誰だかわからない!
前の場面で同じ衣装を着てたのが煌月さん、鳳月さん、瑞羽さん、華蘭ちゃん、五十鈴さん。
おそらく五十鈴さんかと思うのですが。
五十鈴さんはプロローグの酒場の店員役でもちょっと美声を響かせてました。
プロローグでは研2の煌月さんと研1の輝城さんに目立つソロがあって、2人とも上手。
特に輝城さん、素晴らしい!台詞もしっかりしてる。
鳳月さん、この時まだ研2なんですがやっぱり大人っぽくてかっこいい。
確か中卒ですよねえ…まだ10代か…?なんだ、あの迫力。
アントニアの母の萌花さん、素晴らしい歌でした。
ダンスの人だと思ってたら、歌もこんなにうまいのね。綺麗だし。
悪魔の手下?の影法師Sの2人、流輝さんと麗百愛さんが素晴らしいダンス!
うん、予習してから見たら面白かったです。
さすが名作オペラ、曲がどれも素晴らしかった。
役替りと1人で何役もが多くて、演じる皆さんは大変だったでしょうけど、
みんな華やかによく演じて踊って歌ってました。下級生が多いのに素晴らしい!
今回も、あら下手だな、と思う人が1人もいませんでした。
役替りの別バージョンも見たいなあ。
最後の挨拶のカーテンコールで泣いちゃった明日海さん、かわいいなあ。
頭をナデナデしてあげたくなっちゃいますねえ。
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