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【宝塚】月組『ME & MY GIRL』 [宝塚・舞台の話・月組]

瀬奈さん&彩乃さんの『ミー&マイガール』は録画していたものの、見ていませんでした。
なぜか霧矢さんの博多座、明日海さんの新公は先に見てたんですが。
というわけで今回初めて見てみました。
スカイステージ放送分、2008年宝塚大劇場で収録、収録日は不明ですが千秋楽ではないようです。
役替りはジャッキー明日海さん、ソフィア城咲さん。
公式の配役表を先にチェックしたら、龍さんも星条さんも役なし!ひえー。

実は私、宝塚から少々遠ざかっていた時期がありまして、具体的に言うと、
紫吹さん、彩輝さんのトップ期間と瀬奈さんのトップ期間前半です。結構長いですね。
仕事が忙しかったというのもありますが、正直言うとこの時期はトップコンビが組替えで来た人、
特にトップ娘役がいわゆる落下傘だったことが大きかったんです。
別にこの人たちが嫌いというわけではありませんが、どうも興味がわかなかったんです。
ネットで人事はチェックしていたものの、途中で『歌劇』『グラフ』の定期購読もやめてしまい、
この時期はCSも加入していなかったし、本当に全くと言っていいほど見ていませんでした。
ただ、2回の『エリザベート』のDVDだけは買って見ました。
その2度目のエリザベートで桐生さんとしずくちゃんに出会い、組替も悪くないなと思い直し、
CSが見られる環境になったこともありファン再開って感じです。
今になるとこの見ていなかった時期がもったいなくてしょうがないですねえ。
というわけで、彩乃さんの月組でのお芝居を見るのはこれが初めてです。

さて、大劇場版なので初舞台生の口上も入ってました。
おお、94期とは珠城さんの期ですね。愛咲さんと天翔さんとゆめちゃんでした。初々しー。

プロローグの貴族の皆さん、すごい豪華メンバーですなあ…龍さん桐生さんも発見。

ビルの瀬奈さん、なんかいつも苦悩してるイメージがあったんですが、
からっと明るい役も似合いますね!基本的に上品でかっこいいなあ~。
一番似合ってたのはやっぱりサリーを探しに行ったときのコート姿ですね。
ああーかっこいい。でもかわいい。彩乃さんと似合うなあ。まさにラブラブな感じ。

彩乃さん、ほぼ初めて見ました。昔新公を『スターの小部屋』でチョロっと見たぐらい。
すごいかわいい~。見た感じはこだま愛さん系かな?
今までサリーって麻乃さんとしずくちゃんしか見たことなかったので、
「歌のうまいサリー」って初めて見ました…衝撃!
最初出てきた時、台詞の声が小さくて少しかすれてたので喉を痛めてるのかな?と思ったけど、
歌いだしたら素晴らしい!歌だけじゃなくてお芝居も素晴らしい。
麻乃さんしずくちゃんは「けなげで必死なサリー」って感じで少女っぽくて、下町っぽさも薄かったけど、
彩乃さんは実力的に余裕があるせいか(演じた学年もあるかな)、
大人っぽいサリーで、ビルを包み込む感じっていうか、
ちょっと肝っ玉母さんみたいなサリーですね。決して老けてるわけじゃなくて、可愛いんだけど。
前半の下町っぽさと、ラストのドレス姿の違いも素晴らしい!
いやー可愛くて上手な人だったんだな、見なかった時期がやはり惜しかった…。

ジョン卿の霧矢さん…博多座のビルを先に見てたけど、ガラッと変わって
渋いイギリス紳士のおじさんがはまってますね!いい声だな~。
マリアとの並びにもあまり違和感がないですね。ヒゲ似合いすぎ。
「犬と遊んで来よう」の台詞に思わずフィンチを連想してニヤニヤ。

ジャッキーの明日海さん、超かわいい~。
遼河さんと並ぶとちゃんと小柄な女の子に見えますね。
龍さんにも役がないときにジャッキーとは大抜擢ですよね?
歌も違和感ないし、お色気シーンも爽やか~。脚きれい!

マリアが出雲さんか。専科じゃなくてこの時は月組の組長だったんですね。
これでサヨナラだったのか…。さすがに歌が素晴らしい。演技も素晴らしい。
役作りは、最初のほうちょっと怖すぎかな。優しすぎてもダメだし、難しいな。

パーチェスターは未沙さん、さすがおかしい!
大げさにやりすぎてるわけじゃないのに、一つ一つが妙におかしい。
さすが初演のメンバーですね!

ジェラルドの遼河さんは独特な声が役に合ってますね。
遼河さんって見た目は超かっこいいけどあの声が見た目と役と合わない時がある印象があったけど、
ジェラルドのヨレヨレさ(←ジャッキーに振り回されてヨレヨレ)とは妙にマッチしてたと思う。
役作りはボンボンと言うよりアホぼんって感じ。ここまでアホじゃなくてもよかったかな。

ヘザーセット越乃さん、表情豊かなヘザーセットですね!新鮮!
ビルへの態度がすごく温かみがあって素敵~。

ソフィアの城咲さん、すごいスタイル良すぎ!ウエスト細!!!美しいなあ…。

ジャスパー卿は北嶋さんかー。これでサヨナラだったんですね(涙)。
ランベスキングが桐生さん、ボブが青樹さんとは贅沢だなー。
メイのしずくちゃんチョイ役だけど超かわいいなあ。
バターズビー夫人が憧花さんてのはちょっと意外。花瀬さんじゃないんだ。
バターズビー卿の一色さんが変身後のサリーにデレデレしてておかしい~。
チーフメイドの音姫さんはほんとにいつ見ても綺麗だなあ…。
召使で彩星さんが男役で歌ってた!男役姿初めて見たけど、かっこよかった!
電報配達が紫門さんだ!警官が研さんだ!豪華だなあ~。

フィナーレで城咲さんを青樹さんと龍さんが挟んで登場…と思ったら、
龍さんだけ「龍真咲」って字幕が…そっか、ここで初めてちゃんと映ったのか…。
歌い終わったら「お待たせしました!」って初舞台生の紹介を始めたのでびっくり。

デュエットダンスの彩乃さん、いい笑顔だなー。瀬奈さんとほんとに仲良かったんだろうな。
退団理由について当時流れた噂、真偽はどうだったんだろう。
私はこの人がエリザベートで全く問題なかったように思うけどな…。

千秋楽じゃないらしく、退団者の挨拶は入ってませんでした。
でもトップ娘役と組長が退団したんだから、なんとかして
大階段の挨拶は放送してほしかったなあ、残念。

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【宝塚】月組『バラの国の王子』『ONE-私が愛したものは…-』 [宝塚・舞台の話・月組]

割と最近スカイステージで放送されたものを、ついさっき見ました。
本当に今見終わったばかりで、勢いで感想を書きます。
2011年5月29日収録、東京公演千秋楽です。

お芝居は『美女と野獣』が原作というのは知ってましたが、実は私『美女と野獣』見たことがなく、
原作も読んだことないので、ストーリーを知りませんでした。
今回の舞台で前情報で仕入れていたのは、「大劇場初日に東日本大震災が起きた」ことと、
「私の大好きな桐生園加さんと研ルイスさんのサヨナラである」ことだけです。既に泣きそうです。
お芝居は木村信司先生ですか…私は『扉のこちら』以来です。賛否両論な方なのは知ってます。

感想を先に言うと、「言いたいことはいろいろあるが、良い舞台だったなあ」です。

いやー、霧矢さん、本当にうまい、素晴らしい。歌がうますぎる。
あの野獣のかぶり物で1時間半も演じるのはさぞ大変だったことでしょう。
とはいってもチラッと出た後30分以上も出てこないけどね!いつ出てくるのかとハラハラしましたよ!
ベルが家に戻った後、家来に「連れ戻しに行ってはいけない」と言い聞かせるシーンでは
思わずマジ泣きしちゃいましたよ!心が綺麗すぎますよ!ここの歌がまたいいんだ(涙)。

蒼乃さん、超~かわいい!持ち味は女役タイプの人だけど、完璧に純真な少女でした。
蒼乃さん単体でもちゃんと可愛いけど、2人のお姉さんがアレなので、並ぶと特に可愛らしく…ゴニョゴニョ
台詞も歌も声がすごく綺麗。元から歌手だったのではないんでしょうけど、歌うまいですねえ。
ベルのチェックのワンピース、すごくかわいいなあ。

龍さんは出番は少ないしちょっと損な役回りのような気もするけど、
「キラキラの衣装で空気を読まない王様」と、ある意味これ以上ないハマリ役。
まあなんとキラキラ美しいこと、でもせっかく金髪なのにちょっと髪型がシンプルすぎでは。
家臣の青樹さんみたいに、後ろ髪とか横髪があるともっと良かったのに。
でも微妙なエキセントリックさが出てていいですよ~。
なんかあの空気の読めなさ、嫌われてるのに全く気づかない無神経さ、
ちょっとショーブランを思い出しちゃいましたよ。
見せ場の歌が2回くらいあって、迫力あってとても上手でした。

越乃さん、娘思いで優しいけど微妙に頼りないお父さん役、ぴったりで素敵~。
お父さんが野獣の屋敷に迷い込んで朝起きたらいつの間にか寝巻に着替えてた、って
一体誰が服を脱がせたの!?なんて考えちゃいましたよ!

お姉さん2人、おかしすぎますよ!
特に星条さん、反則でしょう!出てきた瞬間からおかしいですよ!
掃除をするベルにお菓子を手渡したところで大爆笑が起きてたけど、アドリブだったのかな。
憧花さんもはじけまくってますね!でも2人とも妙にかわいいです。

家来たちは、豪華メンバーなのにアンサンブルに徹してて、すごいなあ。すごい大人数。
もちろん役名がついてる人には少しずつ見せ場があるんだけど、基本アンサンブル。
みんなが王子様を心から慕って心配してる感じが良く伝わってきて素晴らしい。
『ハムレット』の時も思ったけど、歌える人が多くてコーラスがすごくまとまってる。
かぶり物じゃなくて、手に動物の面を持ってるのはいい演出ですね。
家来たちがちょっとずつ歌う場面は、桐生さんと研さんが少し長く歌ってた…(涙)。
そういえばみんな「鹿」とか「ライオン」なのに桐生さんだけ「ミスターモンキー」なのはなぜだ?

家来の中で明日海さんだけ衣装が違ってて、進行役もかねてて、すごくいい役。
泣いてるベルに「泣かないで~♪」って歌う歌がすごく良かった、曲も歌唱も。
虎というよりはどう見てもその顔は猫ちゃんですけどね!手つきが超かわいいですよ!

鳥さんチーム6人がみんな可愛くて歌うまでした。ベルの近所の青年のみなさんも歌うま~。
ほんとに歌える人多いなあ。

花瀬さんはやっぱり可愛いなあ~こんな可愛いお妃がいるのに浮気する龍さんって…。
彩星さんも迫力あって歌うまで綺麗~。
青樹さんもかっこよくて歌も上手~。
王子のみらちゃんがかわいすぎ。

ストーリーに突っ込みたいところが複数あったり、役が少なすぎじゃないかと思ったりもしますが、
間違いなくハッピーエンドになるだろうということはわかるので、安心して見られました。
(↑ただ、本公演はアンサンブルの素晴らしさが堪能できたけど、新公は役が少なくてかわいそう)
歌がどれも素晴らしくて(曲も歌唱も)、最後まで楽しくあっという間でした。

ショーは草野旦先生か…草野先生には『マンハッタン不夜城』の嫌な思い出があるのですが、
『メモリーズオブユー』『パパラギ』と良い思い出もたくさんあるので、良いほうに期待したい…。

結果は「一箇所ちょっと嫌な思い出がよみがえったが、全体はまずまず良かった」でした。
大人数でカラフルな演出が多くて視覚的に楽しめるのですが、
曲がもうちょっとかな。主題歌が「ワン!ワン!」ばかりで耳に残らなかったな。
やっぱり少しドラマチックな曲が聞きたいなー。
あと、あんなに「宝塚、タカラヅカ~」って正面切って言われるとちょっとこっぱずかしい。

霧矢さんはお芝居でかぶり物のせいかあまり踊らなかったけど、こっちは歌いまくり踊りまくり!

スロットマシンの場面、滑り台からキャッキャッ降りてくる龍さんと明日海さんが可愛すぎ。
ここの龍さんのはいてるズボンがどう見てもパジャマだけど、それでもかっこいい。

ピアノの場面で、センター付近最後列に愛希れいかちゃん発見!かわいい~。
この時もまだ男役だったのか。っていうか男役姿初めて見たかも。

ギネスの場面の、明日海さんと4人の男役が銀橋を渡る場面、
宇月さん紫門さん珠城さん…ときて鳳月さんだ!すごい!意外、煌月さんじゃないんだ。

桐生さんのロボットダンスがすごい!
他の場面でも踊りまくってて超、超、超かっこいい…(涙)。

蒼乃さんのダルマ姿!すんごい美脚!スタイル良すぎ。ちょっと奥村チヨ入ってたけど。
ほんとにダンスが素晴らしいですね~。霧矢さんと息ぴったりすぎる。

中詰めで、どうにもこうにも『マンハッタン不夜城』の衣装に似すぎてる人が大量に出てきて、
目まいがしそうになりましたが…蒼乃さん龍さん明日海さんの袖についてるあの極太モールは…。
上着の色柄も見覚えある…15年も前の悪夢をまだ見せるか…。

ユニコーンの場面は最初は何事かと思ったけど、最後まで見たらとても素敵でした。
ペンライト持って踊ってるー、劇場で見たらすごく綺麗だっただろうなー。

銀橋で歌う龍さん、ラベンダーの衣装すごく綺麗ですね!
痩せすぎをうまくカバーしてますよ! うわーキラキラ笑顔で綺麗~☆
この後の娘役さんが燭台もって歌う場面もすごく綺麗。背景がレース柄~。

次はもう大階段の男役さんの群舞か…フィナーレが近づいてきてるんだな…ぐすん。
霧矢さんの斜め後ろの桐生さん、その後ろの研さんの胸に白い花が…うえーん。

すげー、デュエットダンスの時まで霧矢さんが歌ってる…。

ぐはっ、桐生さんがエトワールだ!うわーん、本当に最後なんだ(号泣)。
後ろに娘役2人連れてるけど、彩星さんはともかく、琴音さんはちょっと意外。
でも、どうせなら研さんと桐生さんの2人でやって欲しかったなあ…。
研さんに歌の見せ場がなかったのが残念。

中詰めの衣装以外は、オーソドックスで楽しいショーでしたね。
でもやっぱり「ワン!タカラヅカ~ありがとう~」ってのはこっぱずかしかったな。

千秋楽なので、退団挨拶まで放送…。
美夢さんも退団か…可愛くて好きでしたよ(涙)。
私の大好きだった榎さんが大親友だと最近知りました、うわーん、2人とも大好きー!
そして、桐生さん…うわーん、ほんとに辞めちゃうのー?
「365日の現実よりたった1秒の夢のために」って、最後までかっこよすぎますよー!
研さんもー!ほんとに辞めちゃうのー?
あんなに渋くてかっこいい歌声なのに、話す声は結構かわいいのね(涙)。
2人とも、今は芸能活動されてるみたいですね。
研さんは本名の「優雅」に芸名を改めたそうで…すごい素敵な本名ですね!
新しい道でも大活躍してほしいですね。幸多からんことを…。

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【宝塚】月組博多座『ME&MY GIRL』 [宝塚・舞台の話・月組]

これはだいぶ前に見ました。
スカイステージ放送分、2008年8月20日、博多座公演です。
この公演は役替りがあったのですが今回は龍さんジャッキー、明日海さんジェラルド。

『ミー&マイガール』は大好きだった麻乃佳世さんのサヨナラ公演だったので、
95年当時公式ビデオを買って何度も見て、思い入れがあって大好きな作品です。
この公演の前の瀬奈&彩乃さんの大劇場本公演、新人公演は録画してまだ見てませんでした。

霧矢さんビル。うまい、本当にうまい。
太陽みたいな明るさと元気さ、優しさと上品さ、若々しさ、ビルにぴったりですね。

しずくちゃんサリー、もう本当にかわいくてけなげ。
これの前に新公で演じてますが、その時は同期の明日海さんが相手で、
一緒に頑張ったって感じではなかったかと思うのですが、
今回は先輩の霧矢さんが相手で、ついていくのが大変だったのではないかと勝手に想像しますが、
一生懸命な感じがよくでていて、それがまたサリーのけなげさ、いじらしさに繋がってたと思います。
とにかく体が細くて儚げな感じで、応援したくなっちゃうんですよね。
たしかに歌はうまくないのですが、それを上回る可愛さで、お芝居もハマってる。
最後のドレス姿なんて溜息が出るほど美しいし。
ただし眉毛が変。ドレス姿の後からすごく濃くて見事な半円アーチ型の眉になって残念、なぜこうしたのか…
フィナーレではデュエットダンスまで踊ってるのに…(涙)。
ここで次期トップの霧矢さん相手にサリーをやらせたからには、
劇団はトップにする気だったんじゃないかと思うのですがねえ…惜しかったなあ。

ジョン卿の桐生さん!超、超かっこいい!!!渋い!ダンディ!素敵!
ちゃんと渋いイギリス紳士のおじさんに見えるのに、
若々しい霧矢さんと歳が近く見える、という不思議な現象が起こってました。
こうなるとちょっとマリアの京さんとバランスが悪かったかなー。
「お屋敷の弁護士」の場面で、ジェラルド達と4人で並んで「ちょいと食べてちょいとむしり~」って
片足をあげて前に進む振り付け、ものすごい足の上がり方でしたね!腰痛もちの役なのに~。

マリアの京三紗さん、京さんはすごく上品で可愛らしくていいんですが、
やはり桐生さんと並ぶとちょっとバランス悪かったかな。
ただ、マリアにしては最初から優しすぎたかな。全然怖く見えない。
京さんというとどうしてもマロングラッセを思い出してしまって、いっそう優しく見える。
でもあの歌もちゃんと歌ってて、さすがですね。

ジャッキーの龍さん、かわいい~。かわいいけど大女!
しかしその昔真琴つばささんのジャッキーを見たので大女には慣れてます、大丈夫、余裕!
ビルを誘惑する場面ですごい美脚でびっくり。 少々オカマっぽくもあるけど十分綺麗。
エキセントリックさは薄めだけど、目がすごくキラキラ~、
いやギラギラしてて「獲物を狙う肉食系女子」でした(笑)。
しかしジャッキーってマリアの姪じゃなかったっけ?今回は娘になってたな…。

ジェラルドの明日海さんはいかにも育ちのよいボンボンって感じでぴったり!
龍さんに振り回される様子が似合いすぎてて可愛い~。

パーチェスター星条さん、発音良すぎますよ!当たり前だけど!
かっこいいパーチェスターですねえ~。
あの体格で可愛く歌い踊る姿がおかしくて面白い。歌も素晴らしい。

花瀬さんはいつまでも可愛らしい方ですねえ~しみじみ
桐生さんとのバランスでいえばこの人がマリアでもよかったな。
っていうかサリーも十分いけますよ!

美鳳さんもかわいい外見を保ったままでおかしなおばさん役が似合ってて面白い。
チーフメイドの音姫さん、綺麗だなあ~。
蘭乃ちゃんがチョイ役で贅沢だなあ。
ヘザーセットの研さん、渋くてかっこいい!声がいい!
警官が榎登也さん!キャー、大好きです!

フィナーレは何と、榎さんと麻月れんかさんで1場面歌うんですよ!
すごく驚いた!けど嬉しい~夢のよう。
実は私榎さんのファンでして、下級生の頃は龍さんより好きだったもので、
よく「龍さんばかり抜擢しないで榎さんにも役をつけろ!」と吠えていたものです。
いやーかっこいい2人ですねえ~デレデレ歌も初めて聞いたけどなかなかうまいですね!

ロケットの後、星条さんがかわいい女の子2人連れて出てきたと思ったら!
蘭乃ちゃんと明日海さんじゃないですか、可愛すぎますよ!
明日海さんってば蘭乃ちゃんと並んでも全く引けをとらないですよ…。
星条さんと並ぶとちゃんと小柄に見えるし、反則ですよ!
歌は娘役のキーでさすがに苦しそう、蘭乃ちゃんはさらにやばい、その分星条さんの声が大きい。

次は桐生さんと女装の龍さんが階段から登場。やっぱり大女ですね。
しかしウエストが細!体が薄い!腕が細くて長い!綺麗!かわいい!
歌は低めの声で歌ってるから上手。桐生さんも歌うまくなりましたよねー。
その後、男役を引き連れて踊る桐生さんのかっこいいこと!デレデレデレ

そして霧矢さんとしずくちゃんのデュエットダンス~。
セリ上がるしずくちゃんの肩と背中の華奢で美しいこと!
霧矢さんとの並びもよく似合ってるのになあ…(涙)。しかしやはり眉毛がアーチ型で変なまま。
この華奢さ、一生懸命さがどうにも麻乃さんを思い出させて泣きそうになりましたよ…。

そしてパレードのエトワールが花瀬さん!さすが綺麗で上手!
この人、歌が得意な超路線だったのに、エトワールはあまりやってないんですよね、なぜか。

いやー、やっぱり『ミー&マイガール』はいいですねえ~。
この公演、キャストが95年版と似てるところがあって、思い出しながら楽しく見ました。
この人数の少なさも作品にあってたような気がします。

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【宝塚】月組『ラストプレイ~祈りのように~』『Heat on Beat!』 [宝塚・舞台の話・月組]

東京新人公演を先に見てしまいましたが、続けて本公演も見ました。
スカイステージ放送分、こちらは宝塚大劇場公演です。
収録日不明ですが、途中休演された青樹泉さんが普通に出てたので2009年10月中旬ぐらいかな?
サヨナラ公演なのに千秋楽じゃなくて残念ですが、青樹さんのことがあるからかな。

新公で明日海さんの少年っぽさと珠城さんのおじさんっぽさ落ち着きがはまってたので、
ちょっと本公演が想像つかなかったのですが、いやー、やはり本役さんってすごいですね。
新公見ただけじゃ全く気づかなかったことにたくさん気づきました。
(この後の意見は全て私の超個人的な意見ですので違う意見の方はどうぞお気になさらないでください)

とりあえず、このお芝居はヒロイン不在なのではなくてムーアがヒロインだったのに気づきました。
瀬奈さんのアリステアは全然少年っぽくなく、普通に大人の男に見えて、
ムーアの霧矢さんともそんなに歳が違わないように見える。
で、その大人の瀬奈さんを超美人の幼馴染しずくちゃん、ものすごく露出度の高い蘭乃ちゃん、
献身的に世話をする憧花さん、いい女全開の城咲さんが取り囲んでるのに1ミリも興味を示さない。
新公では女性に興味がないのはアリステアが子供だからだと思いましたが、
大人なのに興味がない→興味があるのはムーアだけ→なるほど!

で、アリステアって結構うざいのに、なんでみんなあんなに親切なんだろうという点も、
新公のアリステアは尻尾振ってる子犬みたいで、そりゃほっとけないわなって感じでしたけど、
瀬奈さんはどう見ても子犬ではない→ムーアの恋人と仮定する→
本当の恋人エスメラルダのこともみんな心配して助けに行ってる→
ならばアリステアのこともみんなが心配して助けるのは当たり前→なるほど!

瀬奈さんは普通に大人に見えるけど、でもいつもより若い繊細な青年の感じがよく出ててかっこいい!
いやもう本当にかっこいいですねえ~うっとり。ワインレッドのスーツが似合いすぎです!
霧矢さんも言うまでもなく。新公の珠城さんがうますぎて心配になったけど、
本役の霧矢さんを見たら「ああー、珠城さんってやっぱり新人だったんだわ」って安心しました。

新公の蘭乃ちゃんが全く似合わないド派手なドレスばかり着てると思ったら、
本役の城咲さんはみんな似合ってて、ちゃんと綺麗。さすがですね~。
しずくちゃんと憧花さんも、新公よりもアリステアへの思いが見えてよかった。

龍さんのクリストファーは新公よりずっと目立っててちゃんと3番手に見えました。
ほとんど黒い服で微妙に黒メイクだけど、今回は普通に健康的に見えました。
相変わらず目が超キラキラ~☆ 今回は目の下のアイラインが薄かったので違和感なし!
見せ場の歌う場面、歌はうまいけどすごいカタカナ英語ですね!でもかっこいいのでOK!
しかし拳銃持っててもエキセントリックさがないなー、なぜだろう?
あのエキセントリックさは持ち味かと思ってたけど、役作りだったのか…?

新公の双子みたいなヘナチョココンビ、ジークムントとヴィクトールはそんなにヘナチョコじゃなかった。
まず二人とも見た目が超かっこいいし~デレ
遼河さんは普通に迫力あって強そうだし。これにパンチ食らわした瀬奈さんどんだけ強いのよ…。
新公は2人が似てて見た目から弱そうだったのでそのまますぎて微妙だったけど、
こちらの2人は体格差があって凸凹コンビなのと、
強そうなのに弱くて、かっこいいのに中身が抜けてる、2つのギャップが面白かったです。
それこそ桐生さんが遼河さんに尻尾振ってついて行くわんこみたい。

未沙さん、さすがいい味出してますね!思ってたほどじいさんじゃなかったけど。
いかにも温かみがあって面白さがにじんでていいわー。

裏社会のボス、ローレンスの青樹さんは若くてあまりボスっぽく見えないかな。
最初から何となくいい人そうに見えたので、対決シーンの逆ギレが豹変って感じじゃなかった。
新公の鳳月さんは杖が効果的でボスっぽくてまさに豹変って感じだった。当時まだ研4だったのに…
青樹さんの役作りもアリと思うけど、個人的には鳳月さんの役作りのほうが好みかな。

ローレンスの手下のベレッタの一色さん!一色さん大好きです!←それはおいといて。
新公の瑞羽さんがネジがついてるマシーンっぽい感じの怖さで面白かったけど、
一色さんはちゃんと人間っぽかった、そして怖い!すごい目力!かっこいい!
その分おかしさはなくなっちゃいましたね。

で、私のツボはもう1人の手下、ピエトロ光月さんです。
一色さんに撃たれて座り込んでるところに青樹さんが逆切れ、さらに霧矢さんが爆弾持って突進、
そこでまさかの光月さん「うわぁ~~~ん」←なにこの泣き声!死ぬほど笑いましたよ!

新公も明日海さんの少年っぽさが合ってて好きだったけど、
本公演の瀬奈さんの大人っぽさ(若々しいけど)も似合っててよかったですね。
でもちょっと龍さんのエキセントリックさが足りなかった…
ちょっと龍さんのベレッタが見てみたいと思ったりして…なんかすごそう。

ショーの『Heat on Beat!』は怒涛のように瀬奈さんのかっこよさが次から次へと休む間もなく、
かっこよすぎて目まいがして息切れが…くらくら。
口をあけてみていたら、あっという間に終わってしまいました。

瀬奈さんの裸足のダンスがかっこよすぎる!
桐生さん踊りまくっててかっこいい!
龍さんの監獄ロック(?)微妙にハムレットを思わせるかっこよさ!キーラキラ☆
城咲さんすごい美脚!パレードの羽にキジ羽ついてましたね!
麗百愛さんの足の上がり方がすごすぎ!
彩星さんの歌かっこいい!
エトワールの音姫さん綺麗だなあ…。
あれ?龍さんと明日海さん女装してた?すごい美人だけど一瞬しか見えなかったぞ?
退団のみなさん見せ場があってよかったけど、スターさんたくさん辞めちゃって(涙)。

しかしやはり千秋楽を放送して欲しかったなあ…
せめてサヨナラショーだけくっつけて放送してくれても…無理なのかなあ…。
やっぱりスターさんが多くやめたのだから、最後の挨拶が見たかった…(涙)。

トップと3番手、実質Wトップ娘役が辞めて(しかもこの後蘭乃ちゃんまで組替)
どうなるのこれ、と思っても、ちゃんと残った人たちで動いていく、
新しいスターもちゃんと出てくる、宝塚ってやっぱりいいなあ。


この後は霧矢さん&蒼乃さんプレお披露目の『紫子』を見ようと思ったのに、
間違いなく録画した記憶はあるのに、どうしてもディスクが見つからない…めそめそ。

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【宝塚】月組新人公演『ラストプレイ-祈りのように-』 [宝塚・舞台の話・月組]

瀬奈じゅんさんのサヨナラ公演『ラストプレイ』は、本公演と新人公演両方を録画してあったのですが、
大抜擢の研2の珠城さんの演技が気になってたまらず、新人公演のほうを先に見てしまいました。
スカイステージ放送分、2009年12月10日収録の東京新人公演です。
スポニチ大阪のサイトの「宝塚歌劇支局」の大劇場新人公演評と、
公式サイトの配役表をチェックしてから見ました。

正塚晴彦先生の作品ですか…涼風&麻乃さんの『銀の狼』大ファンの私としてはこれは楽しみ。
…っていうか、「宝塚歌劇支局」では新人公演担当は稲葉大地先生となってたけど、
開演アナウンスで「正塚晴彦作・演出」って言ってるよ?東京は正塚先生本人が演出したのか?
新人公演って演出も新人さんがやる物なのかと思ってたけど、こういうこともあるんですね。

おおー、プロローグはまさに『銀の狼』を思わせるかっこいい回想&ダンス&歌から。ワクワク。
あらすじには「孤児院・トラウマ・裏社会・狙撃・記憶喪失・彼を慕う女・生きる道を見つける」と
どうにもこうにも『銀の狼』を連想させる文言が並んでて、いやが上にも期待は高まるってなもんです。

明日海さんは本当にきれいで爽やかで上手。あまりトラウマ抱えてるようには見えないけど。
「少年アリステアの成長物語」って感じでピッタリ。
このアリステアって何歳の設定なのかなあ…。
美女に囲まれても全く興味なさそうだし、周りの大人がやけに世話焼いてあげてるし。
(本公演では超円熟の男役瀬奈じゅんさんがどう演じたのか気になる)
記憶喪失の美青年がピアノを弾く…って外国にピアノマンってのがいたのを思い出した。

この頃の月組にはトップ娘役がいなかったので、ヒロイン不在がどうにも寂しいですね。
本役しずくちゃんの愛風ゆめちゃんと城咲さんの蘭乃はなちゃんがWヒロイン?と思ったら
ゆめちゃんは途中で退場してしまい、蘭乃ちゃんは珠城さんの恋女房でした。
ゆめちゃんは研2にしてはしっかりしてるけど、見た目が地味すぎるような。
声がきれいで顔もかわいいので若々しい髪型とメイクにすれば期待できますね。
蘭乃ちゃんはホステスさんみたいなド派手な服ばかり着てて似合わない~。
大人のいい女の設定なんだろうけど、演技は上手だけど見た目が似合わないなあ…。
彩星さんもヒロインの1人?本役憧花さんだし、あまりヒロインっぽく見えなかったなあ。
すごくできる看護婦には見えるけど、もう少しアリステアを好きそうに見えればよかったのに。
琴音さんは本役蘭乃ちゃんだけど、ちょい役ですね。でも声がきれいで上手。

と、ヒロインがいない公演の二番手に大抜擢の珠城さん、当時研2…研2?
嘘でしょう?年ごまかしてない?
立ち姿も声もしっかり男役になってる。歌もうまいしお芝居もしっかりしてる。
すごいなあ、なんだこの安定感。スーツ似合いすぎてますよ!
研7の明日海さんのアリステアよりおじさん年上だってのが一目でわかりますよ。
プロローグ後、お芝居の登場シーンで舞台を斜めに駆け抜けるその姿の力強いこと!

そして力強く走る珠城さんを追いかけて登場した二人の走り方の弱々しいこと(笑)。
戻ってきたと思ったら超ヘナチョコ二人組だし、お笑い担当か。
…って、プロローグでかっこよく踊ってた紫門さんと貴千さんじゃないですか!
なんか二人とも顔似てますよ!一瞬見分けがつきませんよ!背広ガホガホですよ!
本公演では遼河さんと桐生さんだったのね、やっぱり見た目で凸凹コンビのほうがよさそう。

宇月さんは本役未沙さんにしてはずいぶん若いなあ…役の設定を変えたのか?
…と思ったら「ワシは~」とか言ってるよ。やっぱりじいさん設定なのかな?
明日海さんを見る目とか、端々に優しそうな感じがにじんでていいなあ。

煌月さんは本役龍さんの3番手ですね。3番手の割に目立たない役だけど、歌うまいですね!
煌月さんはもうほんの少し痩せればいいなあ。
でも見せ場の歌の場面で周りで踊ってるホットパンツの女の子たちの中に
(誰が誰だか全然わかんなかったけど)少々太目(←遠慮して少々と言いました)の子が複数いたので
煌月さんが少々太い(←これは本当に少々)のは目立たなかった。

千海華蘭さん、顔が可愛くてお医者さんに見えないけど、台詞はしっかりしてていい声。
本役が明日海さんの割にずいぶんチョイ役だなあ…。

鳳月杏さんは黒メイクに杖ついて渋い悪役~、かっこいい~…と思ったら!
最後でいきなり豹変してお笑いキャラになったー!
プロローグであんなにかっこよく踊ってたのに…。
しかし研4なのにすごく大人っぽくて上手ですね。
最後の「みんな死ね~!」って逆ギレがすごすぎ。

瑞羽奏都(←名前かっこいいですよね)さん、目がイッちゃってて怖い、怖いよ!
殺人マシーンみたいな役作り?しかしやはりなんだかお笑い入ってる…。
プロローグであんなにかっこよく踊(以下略)。
でも、杖を振り上げた鳳月さんのほうを振り向いて驚くところの動きと、
自分が撃ったのがムーアじゃなくてアリステアだと知った時の驚き方がすごくおかしくてよかった!
本役の一色さんがこれをどう演じたのかすごく興味あるなあ。

咲希あかねさんが美人でかっこいい~と思ったらやはり最後にお笑(以下略)。
花陽みらちゃんはチョイ役だったけどキリッとして上手。
妃乃あんじさんが綺麗なのにすっごいおかしかった。

美翔さん、またヒゲだ。すごい男前ですね~。渋くて上手いです。

沢希さんの役は最初からお笑いキャラだったのかな?すごくおかしかった!上手~。
そういえば沢希さんの男役の芝居ってあんまり見たことなかったから新鮮!
歌がなくて残念、『銀の狼』の真織さんみたいなカゲソロでもあればよかったのに。

ラスト、撃たれたムーアがアリステアのピアノを聞きながら静かに息を引き取る…
かと思ったら生きてるし!なぜそこで笑いに走るかなあ。
しかしここで本当に涙を流してる珠城さんにびっくり。
台詞を言ってるだけでいっぱいいっぱいなのかと思ったらちゃんと中から役になってるんだなあ。
すごい研2がいたものだ…。この次の公演ではもう新公主演だったのも納得。

プロローグとか、アリステアが撃たれた直後とか、イメージ映像みたいなシーンが
いちいちミステリアスでサスペンスっぽいのに、終わってみれば誰も死んでない。
私が勝手に『銀の狼』みたいなのを期待したんだけど、
なんか最後はドタバタコメディみたいになっちゃって拍子抜け。
ま、トップさんのサヨナラ公演であまり人が死ぬのもあれだしね。
これはこれで面白かったのでいいですけどね。

本役さんの演技が気になるので続けて本公演も見ようっと。

しずくちゃんは本公演でヒロイン格だし、新公は出てないのかと思ったら!
最後の明日海さんの挨拶の時すぐ後ろに立ってるじゃないですか!
エキストラ出演だったのかな?それにしても美しいなあ…。
この公演で退団しちゃったなんて悲しすぎる…(涙)。

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【宝塚】月組『ジプシー男爵』『Rhapsodic Moon』 [宝塚・舞台の話・月組]

スカイステージで放送された東京公演千秋楽を見ました。
2010年11月21日収録。

『ジプシー男爵』は前知識なしでいきなり見ました。
谷正純先生作だったもので、「財宝が見つかったぞ!」とか言い出したとたん、
かつて月組で上演された『EL DORADO』の悪夢を思い出し、
「ああー、きっと今大軍が攻めてきてみんな死んでしまうんだな」と思ってしまいましたが、
誰も死にませんでした。
賑やかに歌って踊ってすべてめでたしめでたし、という谷先生にしては斬新な終わりでした。
…と思ったら、これって有名なオペレッタだったんですね、全然知らなかった。
それでこんなに谷先生なのにハッピーエンドだったんだ、納得。

霧矢さんはもう余裕たっぷりって感じで、言うまでもなくよかったです。
お芝居の冒頭でデュエットダンスって珍しいですよね、っていうかこのお芝居の中で一番いい場面だったかも

蒼乃さんは前作であまりにも姉さん女房っぽかったのでどんな感じかと思ったら、
ちゃんと若い娘さんでした。ダンスがかっこいいですね!歌も上手。

龍さんはジプシー役でまた黒メイクだ…金髪見たかった
やっぱり目の下のアイライン書きすぎじゃないかしら。
出てきた時、またひねくれてたので、またエキセントリックな人かと思ったら、
今回は素直なひねくれ少年でした。しかも戦争に行って帰ってきたらすっかり好青年になってた。
なんか今回は健康的だったな、新鮮だけどちょっと物足りない…。
病気っぽいとか狂気入ってるとか言って、龍さんのそこが好きなんだわ、私。

明日海さんは金髪で能天気な好青年で、可愛くてピッタリ。
正直、龍さんをこっちの役で見たかったなあ…能天気な中にキラリとエキセントリックさを
見せてくれたんじゃないかしら…っていうか金髪が…金髪が…。

汝鳥さん!私が宝塚ファンになった時の月組組長さんだったので、すごい嬉しい~。
落ち着き払ったおじいさんの役が多かったから、元気なおじさんの役で新鮮!
汝鳥さんの持ってる豚のぬいぐるみかわいいなあ、ほしい。

いつも渋くてかっこいい越乃さんと一色さん、今回は3枚目。
一色さん、頭がどう見てもサザエさんですよ!でもかっこいいですよ。
研ルイスさんはまたまた美声を響かせてました。渋くてかっこいい。

美鳳あやさん、歌って踊って大活躍でした。これで退団だったのね…(涙)。
彩星りおんさんもたくさん歌ってて上手~。
愛希れいかちゃんはこの時点でも転向前?かわいいなあ。
劇団が龍さんの相手役にしようと思ってたんだろうということが伺えますね。
龍さんと並ぶと、二人して顔が小さくて首が長くてお似合い!

前作のピンパーネル団の少年探偵団組がみんなジプシーになってました。
宇月さんにちょっと見せ場あり、歌もうまくてかっこいいですねえ。
そして桐生さんは超かっこいい顔で踊りまくってましたね~うっとり~。

お話の内容は特にどうということもないけど、歌って踊って楽しい作品でした。

ショーは中村B先生か、じゃあ安心して見られますね。
思ったとおり、次々たくさんの人が出てきて飽きずにあっという間に終わっちゃった。

トップコンビはもう言うまでもなく。
蒼乃さんはスタイルいいなあ、何着ても素敵ですね。
でもお芝居の時より年上に見えたかな。時々小地栄子と奥村チヨと花田憲子に見えるときがある。
霧矢さんが1回似合わないカツラを被ってたのが残念。

龍さんは何場面か中心になってて、やっぱり黒髪だった…お芝居が黒いから仕方ないけど。
スーツで踊る場面、肩パットと帽子の間の顔の小さいこと!
星条さんと並んだら全身も一回り小さく薄かったですよ!もっとご飯を食べて!
今回はショーでも健康的でしたね。目がキラキラ~かっこいい。金髪なら尚よかったのに。
明日海さんはせっかくのきれいな顔に半分仮面をつけてる場面は微妙。
それこそ健康的で妖しさ皆無ですな。でもそこがいいですよ。

花瀬さんが一場面歌ってた、嬉しい。
ちょっと前まで月組の一人娘だったと思ってたら、副組長だもんなあ…しみじみ。

桐生さんの扱いがよかった、ありがたやありがたや。
ああもうなんてかっこいいんでしょう、あの目線がたまらない、もっと睨んで!(壊)

あっという間にフィナーレになって、ロケットは花陽みらちゃんが真ん中。
明らかに他の人より扱いいいですね?「ロケットS」みたいな感じ?
歌もうまいけど、ダンスもうまいのね。あとほんの少し痩せれば完璧よ、完璧!

男役の群舞は霧矢さんの斜め後ろのいいところに宇月さんがいますね!
いやー宇月さんの目線もシャープでいいなあ~うっとり。

女役の群舞で歌が入るのって私はあまり見たことがないので新鮮。
その後男役も加わって舞台いっぱいなのも新鮮。

トップのデュエットダンスで、階段の隅っこに妖しい人影…と思ったら、
沢希さんと輝城さんの歌のデュエットとは!これまた珍しい。
素晴らしいダンスと素晴らしい歌~ニヤニヤ…と思ったらあっという間に終わっちゃった。
お芝居で長いデュエットダンスがあったからかな~?物足りない!もっと歌わせろ!

ついさっきロケットやってた花陽みらちゃんがエトワールだ!
上手!きれい!かわいい!
ちょっと丸いけど、トップ路線じゃなくて歌姫でいくならこれでもいいかもなあ。
でもこの公演は新公ヒロインだったのよねえ。今後どうなるのかな。

パレードは桐生さんが青樹さんと明日海さんの間で一人降りだ!
やはり明らかに扱いがいいわ!嬉しいわ!

オーソドックスで楽しいショーでした。いやーよかったよかった。

新人公演は宇月さんと花陽さんが主演だったのよね、見たいなあ~また放送してほしいなあ。
スカイステージは新人公演をもっとどんどん放送してほしいなあ。
昔出してた新公ダイジェストビデオはありがたかった。
今は何で出さないんだろうなあ。DVD出してくれれば買うのに。

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【宝塚】月組『THE SCARLET PIMPERNEL』その2:龍ショーブラン [宝塚・舞台の話・月組]

東京公演の方を先に見てしまったので、順番が逆ですが宝塚大劇場公演の感想。
スカイステージ放送分、2010年4月23日収録(初日から1週間後)、龍さんのショーブラン。

初舞台生の口上も収録されてました。これが噂の96期か。
一番最初の夢華あみさんが例の研1ジュリエットか…あまりかわいくないな(←失礼)

東京版と宝塚版、どこを見るかといえばそりゃもうショーブランの役替わり。
…なんですが、明日海さんは東京の千秋楽、つまりショーブラン4回目だったわけで。
こちらの龍さんは初日からまだ1週間、1回目の最終日だから出来の点ではやはり劣るね。
でも大劇場公演では喉を痛めてたとも聞くし、1回目のしか無理だったのかな。
なら龍さんのも東京公演のを放送してくれればよかったのに…ブツブツ
やっぱり明日海さんのは周りのみんなもこなれてて、千秋楽だからアドリブも面白かったし。
(ジプシー男爵の衣装「それ、あなたが着るでしょう!」は反則よね~正直宝塚版のアドリブはつまらん)
全体でもどちらがよかったかと言えばやっぱり東京版のほうが良かった。
前の記事でも書いたように、プリンス桐生さんのアップもあったし~。

でも龍さん自身はよく頑張っててやっぱり素敵でしたよ!
歌もやっぱり上手ですね~♪
ただ、東京版のアルマンがあまりにもツボだったのでねえ…。
龍さんの黒メイク、目の下のアイラインを書きすぎじゃないかなあ…。

ルキーニの時も思ったけど、龍さんって黒いメイクしても目がキラキラしすぎてて違和感が…。
で、そのキラキラの目で力んで芝居をすると、目が爛々としてエキセントリックさが倍増する(笑)。
うん、なんか龍さんショーブランはちょっと狂気が入っている。
なんか今にも刀についた血を目を輝かせて舐めそう(←それじゃルキーニだよ)
明日海さんのショーブランは年はかなり若いけど、中身はある程度分別ついてそうだけど、
龍さんのショーブランは明日海さんよりは年いってそうだけど、中身は未熟そうでヤンキーっぽい。
確かにドブを見て育ったようには見える。子供の頃栄養不足だったんだろうな。
きっとお父さんが早く死んで、継父に虐げられて育ったんだろう(←それじゃハムレットだよ)
それでマザコンになって、年上の美女(←やっぱり蒼乃さんは年上に見えるね)に懸想したんだな。
明日海さんは片思いっぽいけど龍さんはストーカーっぽいね。
ミクロンの決闘前、「夫婦の会話は家でやれ!」って怒るとこ、明日海さんは普通に怒ってるんだけど、
龍さんは目が完全にイッちゃってますよ。
明日海さんは根はお人よしっぽいけど、龍さんは最後までヤバい人っぽかった。
と、褒めてんだかけなしてんだか言いたい放題ですが、いややっぱり魅力的ですよ。
こういう狂気繊細な感じがにじむのは龍さんの持ち味によるのでしょうね。
でもやっぱり金髪キラキラの方が似合うな、ロミオには期待が膨らみますねえ♪

明日海さんのアルマンはもう普通に過不足なく正しくかわいい弟ですね。
龍さんのアルマンは「不足」はないけど「過」が多すぎた(笑)。
明日海さんアルマンは全然ナヨナヨしてないし、珠城さんの肩を借りてても自分でちゃんと歩いてる。
健康的でヘタレじゃないね、マザコンっぽくも見えない…けど、
やっぱり憧花さんとは似合わないなあ~どう見てもお母さんうんと年上の彼女。

あれー、ラストシーンの霧矢さん、手袋履いたままだ。
東京版では脱いでたけどな。演出が変わったのか、単に脱ぎ忘れたのか?

フィナーレの龍さんは…おっ、口が赤くなってるぞ刀の血を舐めたのかなちょっと健康的。
明日海さんのフィナーレが「更生したショーブラン」なら、
龍さんは「魂が浄化されたショーブラン」かな(←悪霊かよ)

おっ、最後のスタッフロールに口上指導で立ともみさんの名前が!
何年か前に退団してなかったっけ、音楽学校の先生とかやってるのかな?

うーん、やはり完成度という点では東京版のほうが良かった。
龍さんもアルマンのほうが良かった。
個人的にですが、
龍さんはアルマン>ショーブラン、
明日海さんはショーブラン>アルマン、
アルマンは龍さん>明日海さん、
ショーブランの役作りは龍さん≧明日海さん、
ショーブランの(放送での)出来は明日海さん>龍さん、かな。

こうなれば東京の龍さん4回目のショーブランで見たかったなあ…。
あとは月組版新人公演が見たいなあ…また放送してくれないかなあ…(願)。

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【宝塚】月組『THE SCARLET PIMPERNEL』その1:明日海ショーブラン [宝塚・舞台の話・月組]

スカイステージ放送分、宝塚版と東京版を両方見ました。
(これを見た時点では星組バージョンはまだ見ていませんでした)
なぜか東京公演のほうを先に見てしまいましたので、東京版の感想を先に。
東京版は2010年7月4日収録(千秋楽)、明日海さんショーブラン。

星組版も昔の『紅はこべ』も原作も見たことがなく、あらすじも見ずにいきなり見たのですが
全く問題なし!すごく物語に引き込まれて一気に2本見ちゃいました。

霧矢さんはもう~、言うまでもなく素晴らしい!今さらですが何と歌のうまいことか!
常に背中に太陽を背負っているように明るくて温かく、
妻を疑って苦悩してても、妻に悩んでるんじゃなくて自分に悩んでいるように見えた。
疑いが晴れた後のあの嬉しそうな笑顔と歌声!大爆発って感じ。
本当に優しくて頼りになる人ってのがよくわかる、魅力的なパーシー&霧矢さん本人。素敵~。

蒼乃さんは名前と「おとめ」の写真しか知らなかった人。
最初霧矢さんの相手役に決まった時は月組っぽくなさそうだなあ…と思ったのですが、
いやいや、自立した素敵な娘役さんじゃないですか、月組に合ってますよ!
出てきた瞬間パーッと華やかでいかにも女優よっ!って感じ。
歌も十分にうまいし、台詞の声がはっきりしててきれいですね~。
ちょっと落ち着きすぎてて姉さん女房っぽく見えるけど、この役はこれでいいんでしょう。
ショーブランの手下に羽交い絞めにされてても余裕でマルグリッドのほうが強そうに見えるな。
フィナーレのデュエットダンスはかっこよくて素敵!霧矢さんとお似合い!

龍さんアルマン!もうツボすぎる。
なんて見目麗しいの~。まさに後ろに薔薇を背負って目の中に星がキラキラしてる王子様に見える。
なんですか、その前にたらした縦ロールの髪は!似合いすぎ!
「僕も仲間に入れてくださ~い」って、見るからに弱そうだけど大丈夫かよ!
と思ったら案の定すぐ捕まった(笑)。
ムチで叩かれて気絶する姿も悩ましいけど、叩かなくてもチョイとつつけばハラハラ倒れそう。
助け出された後、はるか年下の珠城さんにがしっと支えられてやっと立ってるナヨナヨさが、また。
やっぱり龍さんいいわ~今回は繊細と言うよりはヘタレって感じだけど、いいわ~。

明日海さんショーブランは今までのイメージと真逆の役ですが、かっこいいですねえ~。
黒髪黒メイクにあごひげで精悍な感じできれいですね。歌も迫力があってうまい!
でもマルグリットの昔の恋人には見えないなあ。どう見てもかなり年下でしょう。
少年時代に革命の女闘士(既に大人のマルグリッド)にあこがれて成長した青年にしか見えない。
ドブを見て育った人にも見えない…裕福な家で不自由なく教育も受けてスクスク育った人に見える。
やっぱり明日海さんの持ち味なんでしょうね。そこがいいんですけどね♪
霧矢さんとの掛け合いも、ツッパってても根はお人よしなんだろうなあ…って微笑ましい。

ピンパーネル団の皆さんは、いやもうかっこいいですねえ~。
この中では星条さんと青樹さんが大人で、残りは少年探偵団みたい(←失礼)。
皆さん歌がうまくて安心して聞けますね。
今までは1人だけガタイが良くて目立ってた珠城さんも星条さんと一緒なら普通に若者に見える。
ピンパーネル団の恋人の女の子たちもみんな歌がうまくて安心して聞けるなあ~。
男の子たちの学年から考えると皆さんお姉さんすぎるような気もするけど、かわいいからいいか。
ただ、憧花さんは好きだけど、龍さんと並ぶとなあ…お母さんうんと年上っぽい。
ま、龍さんのヘタレアルマンはマザコンっぽい年上好きそうだしな。

そしてそして桐生さん!私桐生さんのファンなんです!
メイク顔が超シャープで好みの顔どストライクなんです~!
退団しちゃって本当に残念で悲しくて。(あとを継いでくれそうなのが宇月さんのシャープさ。期待!)
プリンスは髪や体型や言動はふざけてるのに顔は超かっこいい~鼻血うっとり。
このプリンスは本当はパーシーの正体を知ってるんですかねえ?設定はどうなんだろう…?
で、この公演の桐生さんのツボは「謎解きのゲーム」です。
舞台にギロチンが現れたあと、プリンスが霧矢さんの真後ろで仮面を取るんですけど…
ここ、東京版ではアップで映るんです。(宝塚版は舞台全体の引きの映像)
その時の眼光鋭い笑顔がかっこよすぎる!
もうもうもうこの桐生さんのアップ見れただけで生きてて良かったって感じ(壊)。

後は気になった人を箇条書き。
越乃リュウさん、渋くて凛々しくて歌もさすが。でも微妙に抜けてる感じがおかしい。
研ルイスさん、ギロチン前での表情が素晴らしい。後半のパリ市民でもちょっと歌っててさすが。
愛希れいかちゃんはこの時まだ男役か。健気で可愛くて上手ですね、トップも期待してます。
華央あみりさん、怖い、怖いよ!髪の引っ張り方が怖い!でもかっこいい。
美翔かずきさんが時々紫吹淳さんに見えた。かっこいいですね~。
パリの群集でチラッと歌った千海華蘭さん、顔は超かわいいけど歌声はかっこいい!
沢希理寿さん、歌声が素晴らしすぎますよ!ちょっとお化粧がオカマっぽいけど…。
劇場でキューピッドの格好で踊ってる人が可愛い!誰?(←ぐぐったら紗那ゆずはちゃんでした)

フィナーレの銀橋で歌う明日海さんは更生したショーブランって感じ。やっぱり爽やか~♪
ロケットの途中でなぜか3人飛び出してきた!男役みたいだけど、誰?みんな足きれい。
(↑ぐぐったら鳳月さん星輝さんと、なんと珠城さんだった!全然わかんなかった)
男役の群舞、桐生さんがかっこいい~。ジャンプ素晴らしいよジャンプ!! 
エトワールの羽咲さん、きれいな歌声で正統派エトワールですね。
パレードの光月さん、階段降りる時ガニ股になってますよ!オジーだからまあいいか。
憧花さんが真ん中降りてきた!役から言えばそうなんだろうけど、驚いた~。
あれ?沢希さん男役の格好で降りてきた?せっかく役付きなのになんで違う格好…。
華央さんも靴屋の格好じゃないな、普通にかっこよく降りてきた。
そしてそして最後に特大の羽を背負って霧矢さんが降りてきてじーんと感涙。
良かったなあ、本当に良かったなあ。

千秋楽なので退団者の挨拶まで放送。
鼓さん…(涙)。ちょっと明日海さん似でかっこよくて好きでしたよ。

いやー、いい作品でした。お話も役者も楽しめました。
宝塚版の感想ははまた後で。

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【宝塚】月組新人公演『ME&MY GIRL』 [宝塚・舞台の話・月組]

さて、次は何を見ようかな~と積み上げたBDをあさっていたら、いい物を見つけました!
録画したこともすっかり忘れてて、すごいお宝を発見した気分。得した(←?)。
明日海さんのビルですよ、どうして今まで見ていなかったのだろう。
ちなみにこの後の霧矢さん版博多座公演は既に見てます。

スカイステージ放送分で、2008年6月の東京新人公演。

明日海さんは思ったとおりにビルにぴったり~何よりかっこいい~!
これが新公初主演ですか、研6でとは意外に遅い…ああ、上に龍さんがいたからか!合点した!
歌もお芝居も十分に上手。いかにも明るくて優しくて根が上品そうで本当にビルにぴったり。
パーティーの場面でブドウを転がしたのはわざとなのか失敗なのか…?
明日海さんは慌てた声で「ああっ!」と言ってるけど、
琴音さんが普通に「どうかなさいました?」って言ってるなあ…どっちだろう。
ともかくしばらく足元に鎮座するブドウに爆笑。

サリーの羽桜しずくちゃんは博多座のほうを先に見ていたので、歌がより下手に聞こえちゃった…。
でもかわいいなあ~もう本当にかわいい。表情が健気でキュート~♪
そして最後のドレス姿の美しさといったらもう。
この場面は博多座より良かった。博多座は眉毛が変だったので…。
あれを見れば、やはりトップになるべき人だったな…と心底思う。本当に惜しい。

ジャッキーの蘭乃はなちゃんもかわいいなあ~。気のせいか明日海さんより背が高く見えたけど…ゴニョゴニョ。
腕が長くてスタイルいいなあ、それにやっぱりお芝居うまいわ。

役が少ない作品なので、主要キャストが1幕2幕でWキャストなのに、上の3人だけ2幕通しとは、
劇団が誰を売り出したがっているかよくわかりますねえ。でも納得の顔ぶれです。

マリアの1幕の彩星さんはこの時まだ男役だったみたいですね。
女役が自然でとっても美人で声が綺麗。転向は正解ですね。
2幕の羽咲さんも歌がすごくうまくてお芝居も上手。

ジョン卿は2幕の光月さんが見せ場もあって渋くて上手。
1幕の流輝さんは見せ場が少なくてあまり目立たなかったけど上手。

ジェラルドは1幕のほうが目立ってた。紫門さんはいかにもボンボンっぽくてぴったり。
2幕の宇月さんは見せ場がなくてかわいそうだったけど、1幕の召使でちょっと歌っててうまかった。
個人的には宇月さんは顔や雰囲気がシャープすぎてジェラルドっぽくないような。うまいけどね。
スカピンのロベスピエールはいかにもピッタリそう、見たいなー、放送してくれないかなー。
「今まで気づかなかった!」の台詞を聞いてショーブランも見てみたかったな、と。似合ったろうな。

パーチェスターは1幕の五十鈴さんがさすがに歌がうまかった。
2幕の美翔さんはヒゲをつけても超かっこよくてうまかったけど、見せ場が少なくて気の毒。

ヘザーセット1幕の華央さんが渋くて温かみがあって素敵~。
スカピンで愛希れいかちゃんの髪を引っ張る姿が超怖かったので、優しそうな姿を見て安心した。

チーフメイドの夏鳳しおりさんが歌がうまくてよかった。

キッチンの場面のシェフの1人が珠城りょうさんのような気がするんだけど、違うかな…?
1人だけアメリカンフットボールみたいな肩幅ですごい目立ってるんだけど…。

2幕の前に銀橋の歌があったけど…人選ミスでは…。
煌月さんは多少聞けたけど、貴千さんは歌わせないほうが良かったんじゃ…。
娘役は舞乃さんはかわいいけどやはり歌わせないほうが…。
麗百愛さんは超絶ダンサーなのになぜ歌わせた…?

電報配達の千海華蘭さん、かわいい~。
ブラウン夫人の夏月都さんは普段かわいいのに北原ミレイみたいだったので笑った。
花陽みらちゃんはチョイ役だけど台詞の声が綺麗でうまい。

まーとにもかくにも主役二人がピッタリで美しくてよかったわ~。
あと、役が少ない作品なんだから、歌の場面は歌が得意な人にやらせてあげてほしかったなあ。

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【宝塚】月組『二人の貴公子』 [宝塚・舞台の話・月組]

『ハムレット』の面白さに気をよくして、続けて『二人の貴公子』を見ました。
2009年3月上演の千秋楽のようです。

なんですか、この主演3人の美しさは。
美しいにもほどがある。

龍さんは本当に綺麗だなあ~うっとり…。
どうしてこんなにキラキラしてるんでしょうねえ。
本当に漫画に出てくる「目の中に星があって、バックに花を背負っている」美青年そのもの。
美しいだけじゃなくて歌もお芝居も上手~うっとり。
龍さんって、キラッキラッの美しさにエキセントリックさが同居してる感じが素敵~。
すごく男らしくかっこいいんだけど、微妙にイッちゃってて、小指でつついたらハラリと倒れそうな。
(↑興奮しすぎて意味不明ですな、しかし本当にそう思うのです、そしてそこがたまらない)

明日海さんも本当に綺麗なんだけど、こちらは健康的な美しさ。
顔はかわいいんだけど、でも力強く真っ直ぐガシッと地面に立ってる感じ。
こちらも歌もお芝居も上手ですねえ~。

そして羽桜しずくちゃん!何でそんなに美しいの!
稀に見る美男子二人がいっぺんに一目ぼれするのももう全く納得するしかないでしょう。
しずくちゃんは星組出身だけど月組娘役らしいっていうか、大好きだった麻乃さんの面影を感じる人。
顔が抜群に可愛くて、儚げでほっそりした体型に、意思を感じさせる目の光。
実力は今ひとつのところも多いけど、ハマる役はこれ以上ないお芝居を見せてくれる。
ああー、トップにならずにやめてしまったなんて本当に惜しい。

蘭乃はなちゃんもかわいいですねえ~。
歌はいまいちだけどお芝居が上手、このとき研3でこれだけの芝居をするなんてすごい。
そういえば『ハムレット』でも龍さんに振られて狂っちゃってたな…。
しずくちゃんとはタイプが違うけど、この人にも麻乃さんの面影を感じる。
ああー、月組でトップになってほしかった。

紫門さんも見るからに優しそうな素直そうな二枚目ですな。
この人が『スカーレットピンパーネル』の新公ショーブランをどう演じたのかすごく気になる。
スカイステージで放送してくれないかなあ。
この芝居を見て『スカーレットピンパーネル』の新公、この人が主役でも面白かったかな、と思ったり。
星組の紅さんみたいな伸び伸びしたパーシーになったかも。

光月さん、歌もうまいのね。
この人も見るからにいい人そう。

天野ほたるさんも強烈に美しい…この姉にしてあの妹あり。

麗百愛さんの巫女のダンスは素晴らしいですね、辞めちゃってもったいない。

専科の萬さんと磯野さん、渋くてかっこいい!

村の青年(?)の役で一番後ろに珠城りょうさん発見!このときまだ研1?
体格が良くて目立ってる。肩幅胸板が立派ですごく頭が小さく見える。

村娘の花陽みらちゃんはやっぱり可愛い~台詞の声が綺麗。

いやーお話も面白かったし、いいもの見させてもらいました。
正に眼福。

そういえばついさっき気づいたのですが、私12月18日生まれなんですけど、
龍さんと同じ誕生日ー!
キャーキャー、嬉しい。

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